2021-06-11 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
だから、私は、細野大臣が当時決めた枠組みは、もう民主党政権なんだからチャラにして、除染土は、福島の皆さん、申し訳ないと。除染土はもう今のまま、中間貯蔵施設を最終処分場にさせていただくしかないと思います。減衰していきますから、いずれ、そこの対処のしようによっては、また活用できるようになるわけですね、時間がかかりますけれども。
だから、私は、細野大臣が当時決めた枠組みは、もう民主党政権なんだからチャラにして、除染土は、福島の皆さん、申し訳ないと。除染土はもう今のまま、中間貯蔵施設を最終処分場にさせていただくしかないと思います。減衰していきますから、いずれ、そこの対処のしようによっては、また活用できるようになるわけですね、時間がかかりますけれども。
今日は、処理水と、除染土を始めとする除染廃棄物、除染土であります。水と土であります。 大臣に、所管は処理水だと思いますが、除染廃棄物、除染土は環境省ということで、ちょっとまたがってしまうので、本来は予算委員会で総理に伺うべきことかもしれませんが、ちょっとはみ出ますが、私の問題意識を改めて聞いていただいて、御答弁いただきたい。
除染土を県外に持ち出すことは私は不可能だと思っています。そこで、環境省においでいただいています。 まず、これは私が言っているだけではありません。三十年後県外を決めた細野豪志当時の環境大臣も、ツイッターで私、ちょっとやり取りをする中で、大量の除染土を県外に持ち出すのは現実的ではないということを、無理やり認めていただいたというか、認めさせたというか、そういうやり取りがツイッターに残っています。
最後に、風評についてなんですが、除染土の再生利用の問題についても、甲状腺検査の問題についても、これからも風評はついて回ると思います。私は、十年前のことを思い出したときに、一つだけやはり、後悔していると言うとちょっと何か悩ましいんだけれども、正直言って、もっと踏み込めばよかったということが一点ありまして、それは風評の源泉になっている風評加害ですね。被害があれば加害があるわけですね。
それは、仮置場にたまっている除染土を、一日も早く中間貯蔵施設に持っていってもらいたいという福島の要望があったわけですね。しかし、その一方で、中間貯蔵施設で最終処分されるということについては、これは反対だという意見もありまして、大変、十年前の秋、私も苦しんだんですけれども、最終的には今申し上げたような決断をさせていただきました。
○細野委員 まず、私の率直な、この中間貯蔵に対してのこれまでの評価を申し上げますと、今年度中に仮置場から除染土が全て中間貯蔵施設に運び込まれる、そのことによって生活空間から除染土がなくなるというのは、本当によくここまで環境省も事業者の皆さんも頑張っていただいたと思うんですね。当初、仮置場を片づけるのに相当時間がかかるのではないかということも心配しましたので、ここはよく頑張ったと。
それから、更に言うと、私がよく強調しているんですが、除染廃棄物、除染土、これを、当時、三十年後県外と決めた細野豪志議員が、ツイッターで、いやいや、もうそれは現実的じゃないと、大量に県外に持ち出すのは現実的ではない、だから再生利用なんだっておっしゃっていますが、再生利用一つ取っても今止まっています。今実証をやっていますが、福島県外に再生利用で除染土を持ち出すということは実現していません。
除染廃棄物、除染土を始めとする除染廃棄物です。 処理水は、私も元経産省ですから、早晩御決断をされるだろうということは分かっていた。ただ、処理水でさえ、例えば関東のどこかの沿岸とか、あるいは、松井一郎大阪市長は大阪湾で、こう申し上げている、そういうことさえ結局できなかったんですね。できないんです。
だけど、これは再生利用がどこまで、除染土の再生利用がどこまでできるかということに密接に関わってくるから、これは仕方ないのかなというふうには思うんですが。
私がそれで一番問題だと思うのは、さっき言った総量の一千四百万立方メートルの中に、先ほど言った復興拠点区域での除染で出た除染土を含んでいないことなんですよね。これ、来年度の中間貯蔵施設事業の方針では、年度末だから来年春ですよね、来年の春までに、県内にある仮置場の除染土の搬入をおおむね完了させるとともに、復興拠点区域の除染土の搬入も進めるというふうに、要は分けているんですよね。
細野豪志元担当大臣が、除染土、除染廃棄物の三十年後県外処分は、これは現実的ではないとツイートされました。 伺いたいのは、細野さんと話したことはありますか、本件について。私は、昨日早い時間に、細野議員に一回聞いてくれと。そういうことは、お願いしたんだけれども、されているかされていないかだけお願いします。
最後に、残された時間で一問だけお伺いしたいのが、除染土のこれからの扱いなんですけれども。 来年度で、福島で人が住んでいるところから除染の廃棄物、除染土が全て撤去されて中間貯蔵施設に運ばれるということです。これは率直に言って、よく環境省はここまで頑張ったと思います。
私は、再生利用の方じゃなくて、運び入れそのもののことについて聞きたいんですけれども、第一原発を取り囲むように双葉町と大熊町にある中間貯蔵施設なんですが、今段階的、五年前からですかね、県内で出た除染土運び入れが始まっています。それで、これ総量が一千四百万立方メートルと見積もっていて、今年度が四百万立方メートル、それで新年度、来年度も同じぐらいの量を入れると。
○片山大介君 いや、それで、私が気になるのは、その搬入量の中に、今、先ほどから話してきた復興拠点の整備で出た除染土って入れてないんですよ、これは計画に。だから、これを入れるべきだと私は思っていて、これ、実は去年の六月の環境委員会で私、前大臣の原田さんにもこれを聞いたんですよ。
昨年の十月の豪雨でもございましたけれども、原発の除染土のフレコンバッグ、あれがどんぶらこと流れていたわけです。私もこの流れているところにすぐに駆けつけさせていただきましたけれども。 そういうような、いろいろな、もう既に未曾有とは言っていられない事態が起きている、そのことを想定される必要があるというふうに思いますが、大臣に最後お答えいただきたいと思うんですね。いかがでしょうか。
除染土につきましては、放射能の除染土流出だけではなくて、農地の被災の声ももちろんありますし、また、除染を行っていなかった山林からの土砂の流出や河川、沼への拡散や沈殿という懸念をする声があるのはもう御存じかと思います、当然です。ですので、環境省がこの声をしっかり受けとめて対応していく必要があると私は思っています。 ここで大臣、その結論、お声を聞かせてください。
今日は、まず、除染土、汚染土の問題についてお聞きをいたします。環境省は、福島県内の除染で生じた土壌のうち、八千ベクレル・パー・キログラム以下のものを全国の公共事業や農地造成で利用できる方針を策定しています。これに関して質問をいたします。 福島県内で生じた汚染土を公共事業や農地造成で再利用するという方針についてですが、再利用を想定している範囲は日本全国での公共事業、農地造成なのでしょうか。
現在、飯舘村の長泥地区、南相馬市小高区以外で除染土を公共事業等で再利用する具体的計画はありますか。あるとすれば、その計画はどのようなものでしょうか。
福島先生は中間貯蔵で運び入れた除染土の使い道の方で質問されましたけれども、私は現在進行中で運び込まれている除染土のことについて聞きたいと思っています。 それで、大熊町では、東側の方に、県内の除染作業で出た除染土を運び入れる中間貯蔵施設というのを造った。そこに今運び込まれていて、これ四年前から段階的に始まった。トータルの輸送量は千四百万立方メートルを予想しているんですよね。
きのうの夜の、夜中だったかな、共同通信が、除染土が二百万立方出ると環境省が試算したということが初めてわかった、そういうことがあります。復興はまだまだ道半ばであります。 そういった中で、この復興特別会計の三十年度予算においては、原子力関係復興関係費が七千五百五十六億円とされています。これは、前年度より実は、ちゃんと見てみると、七百四十二億円、一割近く削減されています。
昨夜のニュースで、除染土八割再利用可能と環境省が試算したとありました。一方で、福島県内には抵抗感がたくさんあります。 そこで、まず、被災地の除染の状況についてお聞きしたいと思います。除染はどのくらい進んでいるでしょうか。
次に、原発除染土の再利用について伺います。 環境省が、原発事故に伴う除染で生じた土を、園芸作物などを植える農地の造成に再利用する方針を固めたとのニュースを拝見しました。食用作物農地への再利用は想定していないとのことですが、このニュースを見た方々から不安の声を聞きました。
除染土の再利用というニュースで、私の周りにはかなり不安に思われた方がいらっしゃいました。この除染土の再利用についても国民に対して丁寧な説明をしていただき、御理解いただけるようにしっかり取り組んでいただきたいと思います。 最後に、中間貯蔵施設について伺います。
バスの車窓から、除染土が入っている数多くのフレコンバッグを見ることができました。各地域で除染の進展を感じるとともに、今後、除染土の処理の必要性も痛感をいたしました。 各地域で除染をしていく、この結果、今どのようになっているのか。また、帰還困難区域の除染の対応について、特定復興再生拠点区域も指定されている中、今後どのようになってくるのか、御答弁いただければと思います。
とにかく大量の除染土などを、あと、津波や地震による倒壊で発生した廃棄物のうち一キロ当たり十万ベクレルを超える放射性セシウム濃度に汚染されたものが搬入されるよ。この中間貯蔵施設というのは、最終処分場ができるまでの仮置場以外にも別の役割がある。放射線量を低減させられるというような、長期的な期間を置くことができるということですよね。意味があるんですよ。 環境省、ここ読んでください。出番です。
御存じのような形で土地を剥がして除染土をいろんな形でやっていますけれども。ここは放射能関係のあくまでも基本的な除染であって、それ以外の除染というのは対象になっておりません。 今後、福島の土地の問題がいろんな形で出ています。事業をするときに適するか、若しくは売買的に適するか、個人的な売買でも結構なんですけれども、そういう部分を踏まえて、この除染の問題についてお考えがありましたら。一言で結構です。
そしてもう一つは、それはそれとしながら、まだまだ復興庁としてやらなければ、いろいろございます、急がなければいけないものもあるし、そしてまた除染とか廃炉、除染土の処理とかあるいは廃炉の問題、これは本当に極めて中長期に掛かる大変な困難な課題でありますから、そういったものも、関係省庁としっかりとスクラムを組んで、中長期にわたるかもしれませんが、取り組む体制を何らかの形で取っていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに
それからもう一つは、第一原発の廃炉とか除染土の処理の問題。これは非常に中長期的な課題で、しっかり腰を据えてやらなければいけない、これは私もしっかり認識をしております。 もう一つ、やはり風評、風化という戦い、これがあるわけであります。
福島では、道路や宅地等のインフラ復旧は進展しつつあるものの、福島第一原発の廃炉や除染土の処理等の時間のかかる課題もあり、しっかりと中長期にわたる取り組みを進めてまいります。 避難指示の解除が進む中、教育、医療、介護、買い物環境などの生活環境の整備と、農林水産業を初めとする産業やなりわいの再生は極めて重要であり、一日も早いふるさと再生と帰還実現のために喫緊の課題と認識しております。